
◆はじめまして◆
ハイネファームの中村と申します。
石川県かほく市にて、きのこ農家をしています。
きのこが好きすぎて、IT企業を辞めてきのこ農家になりました!
日本で3番目に大きい内灘砂丘の端っこに位置し、目の前には能登最高峰の宝達山があり、日本で唯一車で走れる千里浜なぎさドライブウェイと海と山に挟まれた自然豊かな土地です。
◆ハイネファームの由来◆
ハイネとは我が家の猫の名前です。灰猫と書きます。
私が体調を崩した時に我が家に来た子です。灰猫が来てから症状が改善され、良い事の連続でした。灰猫は私にとって「ラッキーにゃんこ」だったので、その名前を頂きました。
◆きのこ農家になった経緯◆
きのこを食べるのが大好きで、きのこの事を調べていたら、「きのこマイスター」の資格に出会いました。きのこの生理生態から物理・栄養学と多岐に渡る内容で、講師陣も大学教授などのスペシャリストから教えていただきました。2021年きのこマイスターを取得しました。この資格を持った人が「きのこってこんなに素晴らしい」を広める伝道師であると言う事がとても気に入っています。
さて「この資格で何を伝えよう」とした時に、大好きなきのこを毎日たくさん食べたいと言う思いから、「自分で栽培するべし!」と考え、心機一転・一念発起して脱サラし、きのこ栽培を始める事としました。
◆なぜキクラゲか◆
キクラゲは、食べる漢方薬と言われるほど、高い栄養価を持っているからです。それと、私が大好きだからです。
私たちの回りには、メタボリックシンドロームやガンなどの生活習慣病に溢れており、食生活の改善が求められています。きのこは、免疫力を強化してくれる物質がたくさん入っています。
キクラゲは国内での消費量が増えていますが、流通している物は、ほぼ輸入に頼っている事から、国産のキクラゲが食べたいと言う思いが強くなったからでした。ただ、国産と言っても、菌床は外国産で栽培は国内というキクラゲもあるので、安心安全な純国産キクラゲの栽培・販売を行い、皆さんに安心してたくさん食べてもらいたいと考えています。
また、国内の大手企業が参入していない事から、これはビジネスチャンス!ではないかと思っています。
「きくらげ」の旬は夏で、「ひらたけ」の旬は冬だからです。
ハイネファームではハウス栽培を行っていますが、冷暖房の設備は設置しておりません。
そのため、夏季と冬季で違うキノコを栽培しています。
もちろん、雪が降る冬季でも暖房をすれば「きくらげ」を栽培する事は可能ですが、氷点下まで下がる北陸では、かなり大掛かりな暖房設備を設置する必要があります。
同様に、大掛かりな冷房設備を設置すれば、夏季でも冬のキノコの栽培も可能となります。
ハイネファームの栽培方針は、自然の力をそのまま利用しておいしいキノコを育て、お客様に提供することです。
ハウスの中は、夏は暑く、冬は寒いですが、体に鞭打って頑張っております。