ごひいき

　GWに入る頃より好天に恵まれて畑の水気が引き耕運機が使えるようになり、里芋、サツマイモの植付けの他、二度豆、ムクナ豆、落花生の種豆蒔きも終えました。
　4月中旬に種蒔したカブ、ラディッシュの他、葉物野菜は芽吹き順調に育っております。
　旬の絹さや、スナップエンドウは収穫最盛期に入りましたが、そら豆は少し遅れています。

　オクラ、キュウリ、ズッキーニ、トマト、ナス、ピーマン類等の夏野菜は順調に育っていますが、中でもズッキーニ、トマトは特に元気です。
　ポットに種を蒔いていたカボチャ、トウガンも2週間程前に発芽しており定植サイズまでもう直ぐです。

　ニンニクは昨年以上の出来で、先日ニンニクの芽を初収穫しました。

　画像のジャガイモ(アンデスレッド、インカのめざめ、キタアカリ、男爵等、10品種)は品種により育ち具合に差はありますが、例年並みに育っているようです。
　サツマイモはねっとり系の安納芋と紅はるか、およびしっとり系の土佐紅を先日植付けしました。
　里芋は赤芽大吉、石川早生、海老芋、白芽大吉、筍芋、土垂、八つ頭の7品種を植え付けました。

　神戸市西区の家庭菜園グループで借りた畝に植え付けた5本の小玉スイカは1本が枯れてしまいましたが残り4本は順調に育っておりますますので、今年はお客様にお届けできるのではないかと思っております。

　画像は小カブとベンリ菜で、他にもラデイッシュ、ニンジン、しろ菜、チンゲンサイ、ビタミン菜、わさび菜が順調に育っています。
　先日、葉物周りを蝶が舞っていたので防虫ネットで覆いました。

　化学肥料の使用を少しでも減らすため、元肥料には地元養鶏業者さんの凄いネーミングの鶏糞『鬼に金棒』を惜しむことなく使用しております。
　この鶏糞は土壌改良にも良いとされており土づくりが重要な野菜作りには持って来いの鶏糞です。
　また、農家仲間から処理に困っている稲のもみ殻や、コメのすり糠、および刈り取った草などは畑に混ぜ込むなどして土づくりをしています。
　私は鬼ではなく家庭菜園に毛の生えたようなアマチュア農家ですが、『鬼に金棒』の力を借りて規格外品にされないような安全・安心の野菜作りを目指します。

　規模の小さな家庭菜園時代には神戸の畜産業者さんより豚糞を購入し福知山の畑まで運んでいましたが、規模を拡大した家庭菜園でも今年から豚糞も使うことにしました。
　しかし、運ぶのは乗用車であり一度に運べる量はせいぜい100kg程度ですが毎回少しづつでも持ち帰り鶏糞の『鬼に金棒』とダブルで頑張ってもらいます。

　畑の周りは殆ど稲作用の田んぼで、稲作農家さんより稲刈り脱穀後の籾殻を無料で大量にいただけます。
　畑は元々田んぼで水はけが悪いため土壌改良目的で土の中にすき込みます。
　また種を蒔いた後、土の上に籾殻を蒔くことでマルチシートの代わりをしてくれると共に、芽生えた苗が雨に叩かれて傷むのを防いでくれます。

　子芋、キュウリ、ナス等、水を欲しがる野菜は土の乾燥に弱いため刈草を根元に敷いてあげていますが、実は土の乾燥防止だけが目的ではなく、土づくりも大きな目的の一つであります。
　NHKでも『緑肥』のメリットとして紹介されていましたが、有機栽培の原点ではないかと思います。

　キャベツ、小松菜、チンゲンサイ等、虫の被害に遭いやすい葉物野菜は左の写真の通り防虫ネットで覆って育てるて無農薬栽培にこだわっておりますが、それでも虫に食べられたり、青虫等が付いていることがあり無農薬栽培の限界を感じており、被害のひどい場合に限り食品成分生まれの殺虫剤（写真右）を使用させていただいています。

　エンドウ類で絹さやエンドウ、スナップエンドウは収穫最盛期ですが、うすいエンドウの収穫は1・2週間先のようです。
　そら豆も少し遅れており収穫開始は5/20前後と予想しております。
　エンドウ類は収穫最盛期に入りましたが、そら豆は少し遅れております。

　神戸市西区の家庭菜園グループで借りた畝に自宅庭で育てた小松菜の苗を植え付けましたが、福知山より気温が高いせいか思ったより早く成長しており食べ頃となっております。

　昨年、農家仲間に貰ったイチゴ苗から出たランナーを植え付けていましたが、4月下旬に花芽が出始め早い物は少し色づいてきました。
　初めての栽培のためどのような味のイチゴが採れるのか楽しみと不安が交錯しております。

　4/17に収穫した早生品種玉ネギです。
　風通しの良い日陰で保存していますが長期保存には向いていない品種につき大目にお入れさせていただきます。

　数年前に種から育て始めましたが、ようやくそれなりに収穫できるようになりました。
　しかし、太さはマチマチで商品としてお入れできるような品ではありませんが、出荷日に運良く収穫できればお入れ致します。