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2026年08月06日
プラムにはさまざまな種類があり、品種によって甘さや酸味、旬の時期が異なります。そのため、「どの品種が甘いの?」「贈り物にはどれを選べばいい?」「スーパーで見かける品種の違いが分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、代表的なプラムの種類や味の特徴、旬の時期、美味しいプラムの選び方まで分かりやすく紹介します。自分好みの一品を見つける参考にしてください。

プラムとすももは別の果物と思われがちですが、実は大きく異なるものではありません。日本では「プラム」「すもも」「プルーン」と呼び分けられていますが、生物学的にはいずれもバラ科サクラ属スモモ亜属に属します。まずは、それぞれの違いを知ることで、品種選びもしやすくなります。
「プラム」は、一般的にニホンスモモ(Japanese plum)を指し、生食用として親しまれています。一方、「プルーン」は西洋スモモ(Domestica plum)で、ドライフルーツの原料としても広く利用される品種です。
見た目にも違いがあり、プラムは丸みのある形が多く、赤や黄色、緑など色のバリエーションが豊富です。対してプルーンは細長い楕円形で、紫色の果皮を持つものが一般的です。
また、プラムはほどよい酸味とみずみずしさが特徴なのに対し、プルーンは糖度が高く、ねっとりとした食感を楽しめます。
英語では、ニホンスモモも西洋スモモも総称して「plum」と呼ばれます。しかし日本では、流通や食べ方の違いから名称を使い分けています。
例えば、スーパーでプラムとして販売されているものは、ほとんどがニホンスモモです。一方、プルーンは西洋スモモとして区別され、生食だけでなくドライフルーツや加工品にも多く使われています。
つまり、日本では生食用のニホンスモモを「プラム」、西洋スモモを「プルーン」と呼ぶのが一般的です。
プラムには数多くの品種がありますが、それぞれ甘さや酸味、旬の時期が異なります。好みに合った品種を選ぶには、収穫時期と味の特徴を知っておくことが大切です。
日本で最も多く栽培されている代表的な早生品種です。6月下旬から7月上旬に旬を迎え、市場に最初に並ぶプラムとして知られています。果実は50〜70gほどで、ほどよい甘さと爽やかな酸味のバランスが良く、初めてプラムを食べる方にもおすすめです。
40〜50gほどの小ぶりな品種ですが、糖度が高く酸味が穏やかなことが特徴です。栽培が難しく収穫期間が短いことから「幻のスモモ」と呼ばれる希少品種で、シーズン最初に甘いプラムを楽しみたい方に人気があります。
緑色の果皮が特徴の品種です。中の果肉は赤く、熟すと果皮と果肉ともに鮮やかな赤に色づきます。酸味をしっかり感じられる品種で、甘酸っぱい味わいを好む方におすすめです。
100〜150gほどの大きさで、濃い紫色が特徴の品種です。糖度が高く酸味は控えめです。果肉はジューシーで日持ちもしやすいため、家庭用としても人気があります。
「ソルダム」と「ケルシー」を交配して誕生した比較的新しい品種です。
果肉は黄色く、糖度も高いため、濃厚な甘さとほどよい酸味のバランスが魅力です。山梨県を中心に栽培されています。
山梨県でしか栽培されていない緑色のスモモで、140〜200gの大玉で甘みがたっぷりで、酸味控えめの品種です。生産量が非常に少なく、8 月下旬〜9月中旬に収穫される希少品種です。
平均200g前後の大玉品種で、大きいものは300g近くに育つ高級プラムの代表格です。
糖度は20度を超えるものもあります。(プラムの平均糖度は11〜15度)贈答用としても人気が高く、2012年7月24日には山梨県南アルプス市で収穫された323.77gの貴陽が、ギネス世界記録「世界一重いプラム」として認定されました。
9月中旬〜下旬に収穫される晩生品種です。150〜200gほどの大ぶりな果実で、黄色い果肉と濃厚な甘みと程よい酸味の絶妙なバランスが楽しめます。糖度は 14 度前後。種と果肉の身離れもそこそことよく、食べやすいスモモです。
オレンジに近い黄色の果肉が特徴の品種です。果汁が豊富で上品な甘さを味わえます。流通量が少なく、店頭で見かける機会は多くありませんが、旬の時期に出会えたらぜひ味わいたいプラムの一つです。
プラムは品種ごとに味や食感が異なるため、食べ方や用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
甘さを重視するなら、ハニーローザ、サマーエンジェル、太陽、ケルシー、貴陽が候補になります。
特に貴陽は糖度が高いうえ果実も大きく、食べ応えがあります。酸味が苦手な方でも食べやすいでしょう。
ギフト用なら、貴陽、秋姫、ケルシーがよく選ばれています。
貴陽は200g前後の大玉で見栄えが良く、高級感があります。秋姫も大ぶりで甘みが強く、贈答用として選ばれることが多い品種です。ケルシーは生産量が少ない希少な高級スモモのため、特別な贈り物としても喜ばれます。
ジャムやタルトなどに使うなら、酸味のあるソルダムが向いています。
加熱すると甘みと酸味のバランスが良くなり、風味豊かな仕上がりになります。
プラム全体の旬は6〜9月です。品種によって収穫時期が異なるため、時期に合わせて選ぶと旬のおいしさを楽しめます。
| 品種 | 旬 |
| 大石早生 | 6月下旬〜7月上旬 |
| ハニーローザ | 6月上旬〜7月上旬 |
| ソルダム | 7月中旬〜8月 |
| サマーエンジェル | 7月下旬〜8月 |
| 貴陽 | 7月下旬〜8月中旬 |
| 太陽 | 8月中旬〜9月上旬 |
| 秋姫 | 9月中旬〜10月 |
| ケルシー | 8月下旬〜9月中旬 |
シーズン前半は、大石早生やハニーローザが中心です。みずみずしく爽やかな味わいが特徴で、夏の始まりにぴったりの品種がそろいます。
7月下旬以降は、貴陽やサマーエンジェル、太陽など糖度の高い品種が増えてきます。さらに9月になるとケルシーや秋姫など晩生品種も出回り、濃厚な甘さを楽しめます。
甘くて美味しいプラムを選ぶには、色や重さだけでなく、果皮の状態も確認することが大切です。
食べ頃のプラムは、品種本来の色にしっかり色づいています。また、持ったときにずっしりと重みがあり、軽く押すと少し弾力を感じるものがおすすめです。逆に、緑色が強く硬すぎるものは未熟な場合があります。
果皮についている白い粉は「ブルーム」と呼ばれる天然成分です。果実の水分を守る役割があり、新鮮なプラムほど残っています。汚れや農薬ではないため、食べる前に軽く洗えば問題ありません。
購入したプラムが硬い場合でも、適切に追熟すれば甘みが増します。保存方法を工夫することで、おいしさを長く楽しめます。
未熟なプラムは常温で保存すると自然に追熟します。新聞紙で包んだり紙袋に入れたりすると乾燥を防げます。さらにリンゴと一緒に保存すると、リンゴから出るエチレンガスの働きで追熟が早まります。果皮全体が品種本来の色に近づき、軽く押して少し弾力を感じるようになったら食べ頃です。
食べ頃になったプラムは、紙袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
すぐに食べきれない場合は、洗って水気を拭き取り、そのまま冷凍保存もできます。冷凍したプラムは、スムージーやジャム作りにも活用できます。
ここでは、プラムに関するよくある質問とその回答をまとめました。購入前や食べる前の参考にしてください。
大きな違いはなく、プラムはすももの英語名として使われることが多いです。日本では、生食用のニホンスモモを「プラム」と呼ぶのが一般的です。
食べても問題ありません。白い粉は「ブルーム」と呼ばれる天然成分で、果実の水分を守る役割があります。食べる前に軽く洗えば安心です。
常温で数日置くと追熟し、甘みや香りが増します。新聞紙や紙袋で包むと乾燥を防げます。リンゴと一緒に置くと追熟が早まりやすいです。
皮ごと食べられます。皮にはほどよい酸味があるため、甘い果肉とのバランスを楽しめます。気になる場合は、洗ってから皮をむいて食べても問題ありません。
代表的な高級品種には、貴陽や秋姫があります。特に貴陽は200g前後の大玉で見栄えが良く、糖度も高いため贈り物にも選ばれています。
冷凍保存できます。洗って水気を拭き取り、そのまま保存袋に入れるのがおすすめです。解凍後は食感が変わるため、スムージーやジャムに向いています。
プラムは品種によって甘さや酸味、旬の時期が異なるため、自分の好みや用途に合わせて選ぶことが大切です。甘い味わいを楽しみたいならハニーローザや貴陽、贈り物には見栄えの良い貴陽や秋姫、ジャムやお菓子作りには酸味のあるソルダムなど、それぞれに適した品種があります。また、旬の時期や食べ頃の見分け方、追熟・保存方法を知っておくことで、プラム本来のおいしさをより楽しめるでしょう。
旬のプラムをより美味しく味わいたい方は、産地や鮮度にこだわって選ぶのもおすすめです。ゴヒイキでは、旬の野菜や果物を産地から直接取り寄せられるため、店頭では出会いにくい味を楽しみたい方は活用してみてはいかがでしょうか。
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