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2026年06月11日
梨の種類は、甘さ・食感・旬・贈り物向きかどうかで選ぶのがポイントです。とはいえ、幸水・豊水・あきづき・二十世紀など品種が多く、「結局どれが自分向き?」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、主要な梨の種類を比較しながら、味の違い・旬の時期・選び方のコツまでわかりやすく整理しました。
我夢舎羅村(熊本)さん
梨の種類は、大きく分けると和梨(日本梨)・西洋梨・中国梨の3つです。

和梨は、日本で最も流通量が多い種類です。丸みのある形と、シャリシャリとした歯ごたえ、果汁の多さが特徴で、水分は約88〜90%とされています。
和梨の中にはさらに2つの系統があります。茶色っぽい果皮で甘みが強めの赤梨(幸水・豊水など)と、黄緑色の果皮でさっぱりした味わいの青梨(二十世紀など)です。見た目だけでなく食味の傾向にも違いがあります。
西洋梨は、ラ・フランス、ル・レクチェ、バートレットなどに代表される種類です。和梨より縦長の”洋梨型”で、香りが強く、とろけるようなやわらかい食感が魅力です。
和梨との大きな違いは追熟すること。追熟とは、収穫後に常温で置いて食べ頃まで熟させることです。和梨は基本的に追熟しませんが、西洋梨は追熟によって甘みと香りが引き出されます。
中国梨は、日本ではあまり見かけない珍しい系統です。見た目はやや洋梨に近いものもありますが、食感は和梨に近く、みずみずしさを感じやすいとされます。
2020年産の栽培面積シェアでは、幸水39.1%・豊水25.9%・新高9.3%・あきづき5.5%・二十世紀5.3%で、上位品種が流通の中心です。
培面積シェアは39.1%と和梨の中で最も高く、店頭で見かける機会も多いでしょう。甘みがしっかりある一方で酸味は控えめなので、家族みんなで食べやすい味です。
幸水よりやや濃い味わいと、たっぷりの果汁感が魅力。甘いだけでなくほどよい酸味があるため、後味に締まりがあります。「甘い梨は好きだけれど、少しさっぱり感もほしい」という人にぴったりです。
近年人気が高まっている赤梨です。甘さ、サイズ感、見た目の美しさ、どれも高い水準でまとまっており、自宅用にも贈答用にも使いやすいのが強み。果肉は比較的きめ細かく、みずみずしさも十分です。
1玉が大きく見栄えがするため、贈答用のフルーツとしても選ばれやすいです。甘みがしっかりありつつ、果肉がほどよくしっかりしていて食べ応えがあります。
黄緑色の見た目が印象的で、爽やかな甘さと軽やかな酸味が持ち味。鳥取県の名産としても有名です。冷やして食べると爽やかさが引き立つので、甘さが強すぎない梨を探している人に選びやすい品種です。
高糖度で酸味が少なく、口に入れた瞬間の濃厚な甘みが印象に残ります。やや遅めの晩生種で、秋後半にも梨を楽しみたいときは候補に上がりやすいです。
糖度が13度以上になることもあるとされる濃厚な甘さが特徴です。ただし、流通量が限られているため出会えるのは直売所や通販が中心です。「せっかくなら珍しい梨を食べたい」「ギフトで印象に残る品種を選びたい」というときに候補に入れてみてください。
甘みが強くサイズ感もしっかりあり、満足感の高い品種として注目度が上がっています。全国的な流通量はまだ多くありませんが、新しい品種を試したい人や、地域ブランドの果物に興味がある人には魅力的な選択肢です。
和梨のようなシャリシャリ感はなく、追熟によってやわらかくなり、とろけるような食感と芳醇な香りが出てきます。秋冬のギフト売り場で見かけることが多く、お歳暮のフルーツとしても人気です。和梨とは味のタイプがかなり異なるため、「梨の種類の違いを楽しみたい」という人にぜひ試してほしい品種です。
梨は品種ごとに個性があるので、「人気No.1」だけで選ぶよりも、自分の好みや用途に合わせて選んでみましょう。
まず買いやすさで選ぶなら、流通量の多い幸水が安心。南水や新甘泉は濃厚な甘みが際立つ品種です。「家族みんなで楽しめる甘い梨」なら幸水、「少し特別感のある甘さを味わいたい」なら南水や新甘泉を選ぶと満足しやすいでしょう。
後味の軽さや爽やかさを重視するなら、二十世紀や豊水がおすすめです。二十世紀は青梨らしいすっきり感があり、冷やして食べるとより爽やかさが引き立ちます。豊水は甘さの中にほどよい酸味があるので、「甘いだけだと少し重い」と感じる人にも向いています。
ギフトでは味だけでなく、見た目の良さ・大きさ・特別感も大切です。とくに新高は大玉で華やかさがあります。秋冬ならラ・フランスも人気です。時期の目安として、お中元や残暑見舞いなら8〜9月の和梨、お歳暮なら11〜12月の西洋梨、という選び方もおすすめです。
子どもや家族みんなで食べるなら、酸味が控えめでクセが少ない品種が向いています。幸水は甘くてシャリシャリ感がわかりやすく、初めてでも食べやすい味。あきづきは大玉で満足感があり、家族で分けやすいのも魅力です。
通販では、スーパーで見かけにくいなどの希少品種も選ぶことができます。品種を指定して探せるうえ、産地直送なら収穫から発送までの時間が短く、鮮度のよい状態で届きやすいのもメリットです。「近所の売り場では幸水と豊水しか見ない」という場合でも、通販なら食べ比べの幅が広がります。
梨は1年中同じように並ぶ果物ではなく、7月頃から出回り始め、8〜9月にピークを迎え、10月以降は晩生種や西洋梨に切り替わるのが大まかな流れです。
シーズン前半の主役は幸水です。7月頃から一部出回り始め、8月に入ると店頭で見かける機会が増えます。出回り期間が短めなので、見かけたときが買いどきです。
品種の選択肢が最も豊富な時期です。甘さ重視なら豊水やあきづき、さっぱり感なら二十世紀、大玉・ギフト向きなら新高と、好みに合わせて選び分けやすくなります。迷ったら複数品種を食べ比べてみるのもおすすめです。

秋の終わりから冬にかけては、晩生の和梨である南水や、追熟で食べ頃を迎えるラ・フランスなどの西洋梨が中心です。お歳暮シーズンとも重なるため、ギフトとしての需要も高まります。
続いて、美味しい梨の選び方です。「状態のよい梨を選ぶ」視点を持つと、失敗しにくくなります。
店頭で美味しい梨を選ぶには、以下のポイントをチェックしてみてください。
傷ややわらかすぎる部分がないかも合わせて確認しておくと安心です。
通販では実物を見られないぶん、商品ページの情報が判断材料になります。とくに確認しておきたいのは、品種名が明記されているか、産地や発送時期が具体的か、等級・サイズの記載があるか、レビューの内容はどうかという点です。
「おまかせ梨」よりも品種が指定されている商品のほうが、好みに合ったものを選びやすいでしょう。ギフト用なら、包装やクール便対応の有無も確認しておくと安心です。
産地直送の魅力は、鮮度のよさと品種の選択肢の広さです。収穫から発送までの時間が短いぶん、みずみずしさを感じやすく、スーパーでは見かけにくい新甘泉や恵水のような品種に出会えることもあります。
「旬の梨をできるだけ良い状態で食べたい」「農家さんおすすめの品種を試したい」というときには、産地直送と相性がよいです。気になる品種があるなら、産直通販のゴヒイキのようなサービスをチェックしてみるのも選択肢のひとつです。

梨は種類によって扱い方が変わります。ポイントはシンプルで、和梨は追熟しない、西洋梨は追熟すると覚えておくことです。
和梨は、収穫後に置いても甘くなるタイプではありません。買ったら早めに食べるのが基本です。
保存するときは、乾燥を防ぐためにポリ袋やラップで包み、冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。目安は数日〜1週間程度です。長く置きすぎると水分が抜けてシャリシャリ感が落ち、いわゆる”ボケた”食感になりやすくなります。
幸水や豊水のようなみずみずしさが魅力の品種は、とくに早めに楽しむのがおすすめです。
西洋梨は、収穫直後は硬く、すぐには食べ頃になりません。常温で数日〜1週間ほど置いて追熟し、香りが立ってきたら食べ頃のサインです。
具体的には、軸のまわりやお尻の部分に少し弾力を感じるくらいが目安。やわらかくなりすぎる前に冷蔵庫で冷やし、2〜3日以内に食べるとおいしく楽しめます。
ラ・フランスを買ったときは、和梨と同じ感覚で冷蔵庫に入れっぱなしにしないよう注意しましょう。
ここでは、梨の種類に関するよくある質問にお答えします。
甘さ重視なら、南水や新甘泉が有力です。どちらも高糖度で知られ、濃厚な甘みを感じやすい品種です。買いやすさで選ぶなら、幸水も候補に入ります。
幸水は甘みが強く酸味が控えめ、豊水は甘さにほどよい酸味が加わるのが違いです。食べやすさ重視なら幸水、すっきり感もほしいなら豊水が向いています。
あきづき・新高・南水・ラ・フランスが選びやすいです。大玉で見栄えがよく、味にも特別感があるため、お中元やお歳暮にも向いています。
幸水と豊水が見つけやすいです。流通量が多く、8〜9月の売り場では特によく見かけます。
和梨なら7月頃から出回り始め、8〜9月がピークです。10月以降は南水などの晩生種や、ラ・フランスなど西洋梨の食べ頃シーズンへ移っていきます。
気になる品種が見つかったら、まずは買いやすいものから試してみてください。旬の梨を産地直送で探すなら、希少品種にも出会いやすいゴヒイキもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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