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2026年04月16日
じゃがいもは世界に約2,000種類あるといわれ、日本では20種類以上が栽培されています。「男爵とメークインはどう違うの?」「料理によって選び分けたほうがいい?」と迷ったことはありませんか。品種ごとの食感や甘みの違いを知るだけで、じゃがいもが選びやすくなります。人気品種の特徴と失敗しない選び方を、わかりやすく整理しました。
じゃがいもは世界で約2,000種類あります。そのうち日本にあるのは20種類以上とされますが、日常的にスーパーで見かける品種は十数種類ほどです。
日本で登録・育成された品種は100を超えるとされていますが、一般流通するのは限られた品種です。つまり、家庭で選ぶなら主要な品種を押さえれば十分です。
スーパーでよく見かけるのは、男爵、メークイン、キタアカリなどです。ほかにも、とうや、インカのめざめなどがあります。
種苗管理センターでは、かつて80品種以上の原原種が扱われていましたが、近年は取扱品種数を絞り込みつつあります。加工用や業務用も含まれるため、家庭向けの売り場に並ぶのはその一部です。
じゃがいもは大きく2タイプに分けられます。粉質系(ほくほく系)と粘質系(ねっとり系)です。
粉質系はでんぷんが多く、加熱するとほくほくした軽い食感になります。崩れやすいのが特徴です。代表例としては、男爵やキタアカリがあります。
粘質系は水分が多く、煮崩れしにくいしっとりした食感です。メークインがその代表です。
この違いを知るだけで、料理の失敗はかなり防げます。
主要品種の違いを一覧で確認しましょう。
| 品種名 | 分類 | 食感 | 甘み | 向いている料理 |
| 男爵 | 粉質 | ほくほく | やや甘い | コロッケ、ポテサラ |
| メークイン | 粘質 | しっとり | 控えめ | カレー、肉じゃが |
| キタアカリ | 粉質 | ほくほく | 強い | じゃがバター |
| インカのめざめ | 粉質 | しっとり系 | 強い | 素揚げ |
| ノーザンルビー | 粉質 | ややしっとり | やや甘い | サラダ |
| シャドークイーン | 粉質 | なめらか | 控えめ | チップス |
■男爵
白い果肉で、でんぷんが多い粉質系の代表格です。加熱するとほくほくに仕上がり、つぶしやすいのが特長です。丸みのある形で、表面にくぼみが多いため見分けがつきやすい品種です。 スーパーでの取り扱いが多く、最も身近なじゃがいもといえます。
■メークイン
楕円形で表面がなめらかな、粘質系の代表格です。水分が多くしっとりした食感で、長時間煮込んでも形が崩れにくいのが最大の特長です。 男爵と並んでスーパーでの流通量が多く、手に入りやすい品種です。
■キタアカリ
男爵を改良した品種で、果肉がやや黄色いのが特徴です。男爵と同じ粉質系ですが、甘みがより強く、風味が豊かです。芽の部分がほんのり赤みを帯びているのが見分けるポイントです。
■インカのめざめ
小粒で濃い黄色の果肉を持ち、栗やさつまいもに似た濃厚な甘みがあります。収穫量が少なく、希少性の高い品種です。
■ノーザンルビー
果肉がピンク色をしたカラフルな品種です。アントシアニンという色素を含んでおり、加熱しても色が残ります。味はやさしい甘みがあり、食感はややしっとりしています。
■シャドークイーン
果肉が濃い紫色をした、見た目のインパクトが強い品種です。ノーザンルビーと同様にアントシアニンを豊富に含みます。味はあっさりとしていて、なめらかな食感が持ち味です。
これらの品種は少し珍しいため一般のスーパーには並びにくいですが、産地直送の通販サイトや直売所で手に入ることがあります。旬の時期には、農家直送の野菜通販サイト「ゴヒイキ」を利用して、希少品種をお取り寄せで楽しむのもおすすめです。
料理に合わせて「ほくほく系かねっとり系か」で選びます。食感をどう仕上げたいかを考えると、迷いにくくなります。
煮込み料理にはメークインがおすすめです。粘質で煮崩れしにくいからです。
たとえば、長時間煮るカレーでは、男爵だと溶けやすいことがあります。メークインなら形が残りやすく、具材の存在感を出したい場合は粘質系を選ぶと安心です。
つぶす料理には男爵やキタアカリが向いています。加熱すると水分が抜けやすく、ほくほく感が味を左右します。
キタアカリは甘みも加わるため、味付けを控えめにしてもおいしく仕上がります。しっとりしすぎる品種だと、べたっとした食感になることがあります。
素材の味を楽しむ料理にも粉質が合います。男爵は外がカリッと仕上がります。インカのめざめは甘みが濃厚で、素揚げだけでも満足感があります。
一方、メークインはしっとり系のため、細切りポテトにすると食感が活きます。
じゃがいもの旬は産地で異なります。北海道が全国収穫量の約7〜8割を占めるとされており、旬を知ることでよりおいしい品種を選べます。
北海道産は秋が出荷ピークです。9〜12月に多く出回ります。一方、九州産は春が中心で、3〜6月頃に新じゃがが登場します。
気候の違いが収穫時期を分けるため、じゃがいもはほぼ一年中手に入ります。
新じゃがは水分が多いのが特長です。皮が薄く、みずみずしい味わいがあります。
貯蔵じゃがいもは秋収穫後に保存されます。でんぷんが糖に変わり、甘みが増します。
ほくほく感を楽しみたいなら秋以降、みずみずしさなら春がおすすめです。
じゃがいもは保存方法が大切です。直射日光を避けた冷暗所での保存が基本です。
芽や緑色部分にはソラニンやチャコニンという天然毒素が含まれています。
吐き気や頭痛を起こすことがあるため、芽や緑色部分は深く取り除きましょう。強く緑化したものは食べないのが安全です。小さく未熟なじゃがいもにも毒素が多く含まれる場合があります。
冷暗所での保存が基本です。光に当たると緑化が進み、毒素が増えやすくなります。新聞紙に包む方法もよく使われます。
新じゃがは水分が多めのため、長期保存には向きません。必要量をこまめに買うのがおすすめです。
最後に、じゃがいもの種類に関するよくある質問をまとめました。
男爵・メークイン・キタアカリの3つが代表的です。スーパーで広く流通しており、粉質の男爵、粘質のメークイン、甘みの強いキタアカリと、性格がはっきり分かれています。まずはこの3種を覚えると選びやすくなります。
メークインが最も煮崩れしにくい品種です。水分が多い粘質系で、長時間煮ても形が残りやすいのが特長です。カレーや肉じゃがなど、見た目をきれいに仕上げたい料理に向いています。
キタアカリやインカのめざめがおすすめです。どちらも甘みが強く、加熱すると風味が引き立ちます。特にインカのめざめは栗のような濃厚な味わいが楽しめます。
男爵やキタアカリが向いています。でんぷんが多い粉質系のため、加熱後につぶしやすく、ほくほく感が出やすいのが理由です。しっとり系よりも軽い食感に仕上がります。
じゃがいもの種類の違いが分かると、料理ごとに合ったじゃがいもを選びやすくなり、いつもの一皿が少し特別になります。
旬のじゃがいもをもっと味わいたいなら、農家直送で新鮮な品種を取り寄せてみるのも一つの方法です。産地から届くじゃがいもは風味が豊かで、食べ比べも楽しめます。気になる方は、産直通販サイト「ゴヒイキ」で旬の品種をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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