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2026年02月13日
まだ食べられるはずの食品が、大量に捨てられている――。こうした現状を表す言葉として、近年よく耳にするのが「フードロス」です。フードロスは、飲食店やスーパーだけの問題ではなく、私たち一人ひとりの食材の選び方や買い方とも深く関わっています。 本記事では、フードロスの基本的な意味や日本の現状をわかりやすく解説しながら、わたしたちができるフードロス対策を紹介していきます。
フードロスとは、本来であればまだ食べられるにもかかわらず、廃棄されてしまう食品のことを指します。
日本では、毎年多くの食品がフードロスとして廃棄されています。農林水産省は、消費者庁・環境省とともに推計を公表しており、2023年度の食品ロス量は464万トンで、そのうち食品メーカーや卸売、小売、外食など食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は231万トンとなっています。食品ロス量は減少傾向にありますが、事業系だけでなく一般家庭から発生する食品ロスも無視できない規模であり、フードロスは一部の業界だけの問題ではなく、私たちの生活と密接に関係しています。(参考:農林水産省「事業系食品ロス量(2023年推計値)を公表」)
特に問題視されているのが、「まだ食べられる」にもかかわらず捨てられている食品が多いということです。賞味期限が近い、見た目が少し悪い、想定より売れなかったといった理由だけで、多くの食品が廃棄されています。
なぜフードロスは生まれるのか?主な原因
次に、フードロスがどのような場面で発生しているのかを、生産・流通段階と家庭の2つの視点から解説します。
農産物のフードロスで大きな要因の一つが、いわゆる「規格外」と呼ばれる存在です。サイズが小さい・大きい、形が不揃い、表面に小さな傷があるといった理由だけで、味や品質には問題がなくても市場に出せない野菜や果物が多くあります。こうした食材は、本来であれば十分に食べられるにもかかわらず、流通の基準に合わないという理由で廃棄されてしまうケースがあります。
また、需要予測の難しさもフードロスを生む原因です。天候や市場動向によって収穫量や消費量は大きく左右されますが、予測が外れると供給過多となり、売れ残りが発生します。特に生鮮食品は保存期間が短いため、余剰分がフードロスにつながりやすいという課題があります。
家庭で多い原因の一つが、食材の買いすぎです。特売やまとめ買いで購入したものの、使い切れないまま冷蔵庫の奥で傷んでしまうケースは少なくありません。
また、「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解していないことも、フードロスを増やす要因です。賞味期限は「おいしく食べられる目安」であり、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。一方で、消費期限は安全に食べられる期限を示しています。この違いを知らずに、賞味期限切れという理由だけで食品を捨ててしまうケースも多く見られます。
こうした生産・流通段階、そして家庭での原因が積み重なることで、日本では多くのフードロスが発生しています。
食材の買い方や選び方を少し変えるだけで、フードロス削減に貢献できる方法があります。
フードロス対策というと、特別な取り組みや我慢が必要だと感じる方もいるかもしれません。まず意識したいのは「必要な分だけ買うこと」です。買い物前に冷蔵庫の在庫を確認し、使い切れる量を意識するだけでも、家庭で発生するフードロスは減らすことができます。
食材を最後まで使い切る工夫も重要です。野菜の皮や芯など、これまで捨てていた部分も調理方法次第でおいしく食べられる場合があります。献立を決める際に「残っている食材から考える」習慣をつけることで、無駄なく食材を活用しやすくなります。
「どこから食材を買うか」も意識してみましょう。見た目や規格だけで選ぶのではなく、規格外野菜や旬の食材を積極的に選ぶことで、生産現場で発生するフードロスの削減に貢献できます。
野菜や果物を買うとき、スーパー以外での購入がフードロスにつながることもあります。そこで利用したいのが、産地直送の食材通販です。
産地直送の食材通販では、規格外野菜や果物を積極的に販売しているケースが多く見られます。サイズが不揃い、形が少し曲がっている、表面に小さな傷があるといった理由で市場に出せない食材でも、味や品質に問題はほとんどありません。こうした食材は、見た目こそ一般的な基準と異なりますが、栄養価やおいしさは変わりません。
生産者にとっても、規格外という理由だけで廃棄せざるを得なかった野菜や果物を販売できることは大きなメリットです。捨てずに済む選択肢が増えることで、収穫した食材を無駄なく活かすことができ、フードロス削減につながります。
産地直送の仕組みは、流通過程で発生するフードロスを減らす点でも有効です。注文を受けてから収穫・発送するケースも多く、必要な分だけ届ける仕組みが整っています。
さらに、卸売市場や複数の中間業者を経由しないため、輸送や保管の過程で発生するロスも少なくなります。鮮度を保ったまま消費者のもとに届くことは、品質面だけでなく、フードロス削減の観点からも大きなメリットです。
産地直送の食材通販を利用することは、生産者を直接応援する「応援消費」にもつながります。購入した食材の代金が生産者に還元されやすく、安定した経営を支えることができます。
食材通販を利用する際は、ポイントを押さえて選ぶことで、おいしい食材を楽しみながら、無理なくフードロス対策に取り組むことができます。
まず注目したいのが、「生産者の顔が見えるかどうか」です。誰がどこで作った食材なのかが分かる産地直送の食材通販は、生産背景や想いを知った上で購入できるため、食材を大切に扱う意識が高まりやすくなります。また、生産者と直接つながる仕組みは、中間ロスを減らし、フードロス削減にもつながります。
見た目やサイズだけを理由に市場に出回らない食材を積極的に販売しているサービスは、生産現場で発生するフードロスを減らす役割を担っています。こうした商品を選ぶことで、無理なく社会貢献につながります。
生産者が今届けたい旬の食材をセットで届けてくれるスタイルを選ぶのもおすすめです。旬の時期に収穫された食材は味や栄養価が高く、需要と供給のバランスも取りやすいため、ロスが発生しにくい特徴があります。生産者が今届けたい食材をまとめて受け取ることで、使い切りやすくなる点もメリットです。
ゴヒイキでは、生産者の想いやこだわり、栽培・生産の背景が分かる形で食材を選べるため、「誰が、どのように作った食材なのか」を理解した上で購入できます。また、規格外や訳ありといった理由で一般流通に乗りにくい食材が取り扱われることも多く、見た目だけで判断されがちな食材を積極的に選ぶこともできます。
旬の食材を中心に紹介している生産者が多いため、セット商品を活用すれば、使い切りやすい形で食材を取り入れることも可能です。「身近なところからフードロス削減に取り組みたい」「無理のない範囲で生産者の力になりたい」という方は、ぜひゴヒイキを活用してみてください。
フードロスは、私たち一人ひとりの食材の選び方や買い方とも深く関わっています。まだ食べられる食品が捨てられてしまう現状を知り、原因を理解することで、日常の中でできる行動が見えてくるでしょう。
中でも、産地直送の食材通販を活用することは、フードロス削減に無理なく取り組める方法の一つです。規格外野菜や旬の食材を選ぶこと、生産者の想いに触れながら食材を購入することは、食卓を豊かにするだけでなく、社会や地域を支える行動にもつながります。
ぜひこの機会に、ゴヒイキで気になる生産者や食材を探し、日々の食事を楽しみながら、持続可能な食の選択を始めてみてはいかがでしょうか?
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